あのまちの、おみやげプリン

東京を中心に、いろいろなまちをぷらり散歩しながら購入した、おみやげのプリンを、記録しています

【東京都千代田区・神田明神と「MASUMSU」のプリン】

東京都千代田区外神田にある神田明神にやって来ました。正式名称は神田神社。日本橋、神田、丸の内、秋葉原など、108町会の総氏神様です。

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神田明神と言えば、特に仕事や商売との縁結びで有名な神社。日本経済の中心である大手町や丸の内などが氏子地域なため、多くの企業も参拝に訪れます。また、日本三大祭のひとつである神田祭でも知られていますね。

 

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創建はなんと730年。武蔵国豊島郡柴崎村に入植した出雲氏族が、大己貴命(だいこく様)を祖神として祀ったことに始まったと言われており、当時は、現在の千代田区大手町の将門塚付近に鎮座していたそうです。

鎌倉時代後期になると、平将門公を葬った墳墓(将門塚)周辺で天変地異が頻発し、それが将門公の御神威だと人々が恐れたため、将門公の供養が行われ、1309年には平将門公も神田明神の祭神に加えられました。

1600年に天下分け目と言われる関ケ原の戦いが起こると、徳川家康が合戦に臨む際に神田明神で戦勝祈祷を行い、9月15日の神田祭の日に見事勝利、天下統一を果たしたと言われています。その後、江戸幕府が開かれた際に、江戸城から表鬼門の位置に当たる現在の入りに遷座され、以降、現在まで「江戸の総鎮守」として、多くの人々に親しまれています。

 

そんな歴史と由緒ある神田明神で、今回プリンを求めて訪れたのが、敷地内にある神田明神文化交流館「EDOCCO」。

f:id:karinonado:20220110141314p:plain2030年に創建1300年を迎えるにあたって実施されている記念事業のひとつとして、2018年にオープンした施設です。

館内に入ると、神札やお守りの授与所、カフェ「EDOCCO CAFE MASUMASU」や土産物店「EDOCCO SHOP」。SHOPでは、神田明神ならではの江戸グッズ、縁起物、オリジナル商品などの品が並びます。また、上階には多目的ホール、地階には日本文化を体験できる「EDOCCO STUDIO」があります。

 

そして、館内のカフェで購入できるのが、こちらの「明神プリン」。

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神社の境内で手作りされているプリンで、お土産としても人気のようです。カフェでのイートインも可能。

なんだかご利益のありそうなプリン、購入です!

 

「明神プリン」380円(税込)

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やや柔らかめ、なめらかタイプのプリンです。プリン部分はうっすら2層になっていて、上部は生クリーム感が強く、下に向かってやや固めになっています。コクがあり濃厚。ビター強めのカラメルとの相性バツグンです。

 

さらに、こちらも神田明神で人気の品のようです。

神社声援(ジンジャーエール)300円(税込)

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神社+声援で「ジンジャーエール」。由緒ある神田明神から、声援をもらえるなんて、ありがたいことですね。すりおろしの生姜を使ったこだわりのジンジャエールだそうで、瓶の底には生姜が沈殿しています。頂くと、ふわっと生姜の香りが広がって、スッキリ爽やかな味わい。

 

ご利益がありそうなありがたい品々。味も本格的でした。神田明神に参拝に訪れた際のお土産にピッタリですね。

また伺いたいと思います!