今回は東京都・立川にやって来ましたよ。
東京西部エリアを代表する街のひとつ・立川。玄関口であるJR立川駅は中央線や南武線、青梅線、そして多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール等が乗り入れる大きな駅です。近年、駅周辺は再開発が進み、話題の商業施設等が続々とオープン。現在進行形で進化している注目のエリアです。
立川駅から15分程歩くと・・・立川の名所「国立昭和記念公園」。昭和天皇在位50年を記念して、昭和58年に開園した国立公園です。
広さ165.4ha、なんと東京ドーム約39個分!とにかくめちゃめちゃ広い!
広大な敷地には、芝生の広場や水鳥の池、季節の花や紅葉を観賞できるスポットあり、またスポーツや遊具、プール、バーベキュー、サイクリング、ドッグラン等々を楽しめる施設もあり、様々な目的でたくさんの人が訪れます。
そもそもこの公園、元は「立川飛行場」だったところなのだそう。
明治時代初期頃までは農村地帯だった立川。明治22年に中央線の立川駅ができたことにより賑わうようになりました。そして、大正11年に広さ45万坪の立川飛行場が誕生。軍用として、また民間飛行場としても利用されていて、国際空港としての役割も担っていたそうです。その後、昭和6年に羽田に飛行場が開港し、民間利用は羽田に移転。立川飛行場は軍専用の飛行場となりました。周辺には軍事施設や飛行機関連の工場などが増え、立川は軍需産業の街として近代都市へと発展していったのだそうです。
戦争が終わると、立川飛行場一帯は米軍により接収され、米軍立川基地となりましたが、昭和52年に返還。その跡地の一部が昭和記念公園となったのだそうです。
元々は軍のまち、そして空のまちとして独自の発展を遂げた街なのですね。
ちなみに、写真↓の昭和記念公園突き当りに見えるのは、2020年にオープンした複合施設「グリーンスプリングス」内にあるホテル「SORANO HOTEL」。ホテルにあるインフィニティプールからは昭和記念公園や富士山が一望できるそうで、行ってみたいスポットのひとつです。
さてさて、そんな散策のしがいがありそうな立川で、今回プリンを求めて訪れたのは・・・立川駅から徒歩10分程のところにあるパティスリー「Tsunagu(ツナグ)」。
2018年にオープンしたフランス菓子のお店。本場フランスと立川の有名店で腕を磨いたパティシエ兼オーナーが作るケーキや焼き菓子が販売されています。
どれもこれも惹かれますね~。
そして、こちらで売られているプリンが「とりっぷりん」。
立川市内にある「伊藤養鶏場」で育った烏骨鶏の卵「東京うこっけい」を使ったプリンだそうです。烏骨鶏の卵は栄養価が高く、中国や韓国では薬膳料理の材料としても重宝されている希少な卵。伊藤養鶏場では、独自に配合した飼料で東京烏骨鶏を育て、黄身の色が濃い濃厚な卵に仕上げているそうです。そんな貴重な卵を使った贅沢なプリン、購入です。
「とろけるとりっぷりん」430円(税込)
商品名に「とろける」と名付けられている通り、とろりとした口当たりの良い滑らか&やわらかプリンです。やさしい甘さでありながら、でもしっかり濃厚。そして、生クリームの風味が残る味わいです。
そして、こちらの品も購入しました。
「渋皮モンブラン」650円(税込)
一番上に栗と栗感強めのクリーム。その下に生クリーム、そして中にも栗。一番下がクッキー生地という贅沢な層になってます。栗をそのまま食べているような、かなり栗!な感じで、個人的に好みなモンブランです。リキュールのしみ込んだクッキー生地も良いですね。
立川ならではの貴重な卵のプリンを頂くことができました!
また伺いたいと思います!