あのまちの、おみやげプリン

東京を中心に、いろいろなまちをぷらり散歩しながら購入した、おみやげのプリンを、記録しています

【東京都板橋区・中板橋のまちと「欧風菓子 白鳥」のプリン】

今回は板橋区・中板橋にやって来ました。

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東武東上線で池袋から4駅目の中板橋駅。駅前には昔ながらの商店街があって、その周辺に穏やかな雰囲気の住宅地が広がっています。庶民的でどこか懐かしい雰囲気が魅力の町という感じです。

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駅の南口側を5分ほど歩くと見えてくるのが、石神井川に架かる「下頭橋(げとうばし)」。

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そもそも中板橋という駅名は、かつての中山道・板橋宿(下板橋宿)と川越街道・上板橋宿の中間にあることから名付けられたのですが、この下頭橋のあたりが川越街道・上板橋宿のあった界隈だとか。(具体的には中板橋駅のお隣・大山駅の方にある日大病院入口という交差点付近から、この下頭橋付近までが上板橋宿だったようです。)

ただ、この街道を利用する大名は川越藩のみであったことから、宿場と言っても、本陣もなく、かなり小さな規模だったようで、この地の名主・河原与右衛門宅が本陣的な役割を担っていたのだとか。

 

ところで、この「下頭橋」って、かなり変わった名前ですよね。

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名前の由来は諸説あるようですが、そのひとつに六蔵伝説があります。江戸時代・寛政のころ、橋のたもとに住み着いた六蔵なる貧しい人物が、終日この地で頭を下げて旅人から喜捨を乞い、そのお金をもとに石橋が架け替えられた、という逸話だそうで。

真偽のほどは分かりませんが、今でも橋のたもとには、その六蔵の徳を称えて建てられたという「六蔵祠」が残っています。

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この地にも歴史あり・・・ですね~。

 

さてさて、そんな中板橋で今回プリンを求めて訪れたのは、中板橋駅南口駅前にある「欧風菓子 白鳥」。

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昭和41年創業。創業当時から変わらぬ店構えで、50年以上にわたり地元で愛され続けている老舗の洋菓子店です。1階はテイクアウトのケーキ販売、2階は喫茶室、3階はお菓子を作る工房だそうです。

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レトロな雰囲気のある店内のショーケースには、「欧風菓子」と呼ぶにふさわしいような、懐かしくも可愛らしい洋菓子が並びます。

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そして、こちらのお店のプリンは・・・

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プリンアラモード!何かこう期待を裏切らない響きとフォルムです!

 

「プリンアラモード」390円(税込)

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レトロ感のあるフォルムが素晴らしいプリンアラモード。ベースがスポンジ、その上にプリン、その周りに生クリームが縁取られています。一番上に飾られているサクランボと大き目のメロンが可愛らしくも嬉しい。プリン自体は、やはり昔懐かしい固めプリンで、甘め。安定感のある味です。

 

そして、店名が「白鳥」ですから、こちらも購入せねば!ということで。

「シュークリーム」280円(税込)

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こちらもなんとも懐かしいスワンシュークリーム!・・・なのですが、私の持ち帰り方が悪かったようで、ちょっと斜めってしまい・・・恐縮です。本来はもっと凛としたスワンです。

カスタードクリーム入りの生クリームと生クリームのダブルシュー。シュー生地は柔らかめでもっちり。クリームは上品で優しい甘さです。創業当時からのメニューだそうなのですが、長年愛され続けているのも納得です。

 

古き良き懐かしい味。これからも変わらず営業し続けてほしいお店です!

また伺いたいと思います!