今回は東京都北区・浮間にやって来ました。
浮間は北区の北西端に位置する地域。北は荒川を挟んで埼玉県、南は新河岸川を挟んで板橋区という2本の川に挟まれたような場所にあります。
このあたりの新河岸川は、かつて荒川だった場所。以前の荒川はくねくねと蛇行するように流れていましたが、明治44年着工の荒川放水路工事により、荒川の流路が直線化され、現在の川の位置になりました。
昭和3年に「浮間橋」ができるまでは、現在の板橋区側に向かう際には渡し舟が利用されていたそうで、川沿いの道路脇には浮間渡船場跡の碑が建てられています。
今回は、そんな浮間でプリンを求めて。JR埼京線・北赤羽駅から徒歩3分ほどの場所にある「Le Coeur Tendre(ル クール タンドル)」を訪問です。
1982年創業。親子二代に渡り営業している老舗の洋菓子店です。
ショーケースには美味しそうなケーキや20種類ものカラフルなマカロンが。
そして、このお店のプリンがこちら。その名も「浮間プリン」を購入です。
「浮間プリン」380円(税込)
「浮間」の地名がついた瓶入りプリンです。なめらかな口当たりですが、上の方はややねっとりとした固さがあり、とても濃厚。濃縮ミルクを使っているそうで、コクがあります。ほろ苦いカラメルソースがよく合う。
そして、どうしても食べたくなって、こちらも購入。
「クラシックショコラ」430円(税込)
ベルギー産クーベルチュールを使用した濃厚チョコレートケーキ。クラシックという名の通り王道的なガトーショコラで、これぞ求めていた味という感じ。ドカンとのっている生クリームがビターな生地にちょうど良く合います。
お店では、プリンと同様に地名のついた「浮間ロール」やたくさんの種類のマカロン、そして「かぼちゃプリン」なども人気のようで、次はそれらもためしてみたい。
また伺いたいと思います!